公共交通機関は、いざというときには防災拠点となるべきである。
東日本大震災以前から個人的にはこのように思っていました。
震災当日にJR東日本の一部の駅でシャッターを閉めて帰宅困難者を閉めだしたニュースには心底がっかりしました。
あれからどうなったかと思いましたが、災害時の帰宅困難者に対し、今後は駅の開放を含めて主要駅で受け入れる方針を示したそうです。
また、同じく公共性が高い場所としてサービスエリア。
NEXCO東日本(東日本高速道路)は同社のサービスエリア・パーキングエリアを防災の拠点として整備する計画があるそうです。
やはり3.11の震災以降公共性の高いところは今後の為に計画しはじめているんですね。
ただ、どちらも「東日本」となっています。
JRであれば西日本、NEXCOであれば中日本や西日本とった地域においても同じく計画してくれているのでしょうか?
報道にはありませんが、まさか、東日本だけということはないと思います。(そう思いたい)
他に人が集まる公共性が高い所として「道の駅」があります。
道の駅はあまり重要視されてませんが、車での移動ではよくつかわれる場所。
外出した場合に被災した場合、道の駅が防災拠点としての役割を果たしてほしいものです。
道の駅も同じく防災拠点となるべく動きが具体化してきました。
必ずしも自宅や会社にいるとは限らないため、どこに出かけていたとしても、近くに防災拠点があるということは安心感が高くなり、いざというときも落ち着いて行動できることにつながります。
ぜひ他にも防災拠点が増えてくれることを願います。
by 株式会社アルヴァス 渡邊全美