もしも大地震が起きた場合、外出中であればなんとか自宅に帰りたいもの。
徒歩圏にいてもなれない場所で方向がわからない。
そんなことも十分考えられます。
そんな時の為に常に地図を持ち歩くという人もいるようですが、なかなかそこまではされていない方がほとんどでしょう。
普段なら携帯のMAPでたどり着けるのに。
そうなんです。
地図があってもおおざっぱな地図では目的地までたどり着けないですし、ゼンリンの地図のように詳細な地図を常に持ち歩くことなんてできません。
それに方向音痴の方もいます。(私がそうなんですが)
ネットワークがつながれば、GPSで今の位置から目的地までつけます。
たとえ、一部の道が通行が不可能だとしても遠回りすることもできます。
そもそも情報が得られるので落ち着いた行動ができやすくなります。
回線(ネットワーク)は今や必須!!
しかし、必ずつながる保証はありません。
普段の行動範囲においては、自宅までの道はわかるようにしておく必要があります。
さて、MAPだけでなく災害時は連絡や情報を得る為にも通信ができてほしいことは言うまでもありません。
東日本大震災の際は携帯が通じなくなり、各キャリアが使用できるまでにかなり時間がかかりました。
おそらく今後は経験を生かし、震災時にも耐えれるよう、あるいは早い復旧ができるよう社内的に対策をすすめてくれるのではないでしょうか。
それでも今後発生するであろう日本国内での大地震で常に通信が可能とは思えません。
通信は携帯会社だけの問題でしょうか?
通話は契約した各キャリアで行いますが、今はインターネットで様々な連絡のとり方もできますし、双方向の情報通信が可能です。
これは各キャリアでなくても対応できることです。
とはいえ、携帯は各キャリアとの契約ですので、契約したキャリアの回線が通じなければ使えません。
平時ならそうですが、非常事態の場合の情報は大事なものです。
各プロバイダ業者、特に地元に密着しているケーブルテレビ会社が一時的に回線を開放し、住民の為にフリーで通信を可能とすることはできないのでしょうか?
あらかじめ自治体との取り決めをし、自治体との連携でこういった取り組みは可能ではないかと思います。
平時から地元密着のカラーを出すことで企業側にもメリットが出せる可能性も十分ありますし、震災時の回線使用については検討してほしいところです。
by 株式会社アルヴァス 渡邊全美